昨年は、この時期に北九州在住の弟が仕事で博多区に1か月ほど滞在しており、一緒に博多漁港界隈で竿を出したことを思い出しました。
ところで、博多漁港という聞きなれない場所がどこにあるかご存知でしょうか?
長浜のカモメ広場があるあの福岡船溜まりの正式名称が博多漁港と云うのだそうですが、釣りをしない方福岡市民の方はもちろん、釣りをされる方でも博多漁港と呼ぶ方はあまり聞いたことがありません。
多くの方は。「カモメ広場がある漁港」などと結構アバウトな呼び方をしますが、そのほうがすぐに場所が思い浮かぶので、言い得て妙だと思います。
ところで博多漁港界隈は、天神からクルマで10分足らずで行ける場所でありながら、年なしのチヌが釣れたり、ランカー級の90センチを超えるスズキが釣れるポイントとしても一部の釣り人たちからは有名な釣り場が点在するところです。
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荒津オイルセンターから福岡造船近くの護岸を視察
今日は暗くなってから九州製氷の前で竿を出そうと予め決めていましたが、暗くなるまでに時間があるので、荒津オイルセンターに少し立ち寄ってみました。
誰の竿も曲がっていなく、何も釣れていない様子でした。
サビキ釣りでも竿が曲がっていない状況です。
久々に、ノラ猫がたくさんいる福岡造船の護岸に寄ってみることに致しました。
昨年ザ・パレス長浜ベイのポイントでお会いした釣り人と再会いたしました。
手作りっぽいタモ枠と、短く収納できる落とし込み専用ロッドではないダイワの飛竜のズームに落とし込みリールを付けているのですぐに分かりました。
暫くお話をして、この釣り場と百道界隈の釣り場の近況などを伺いました。
そうこうしているうちに先ほど荒津オイルセンターにいた親子がやって来られ、ルアーを投げたパパに55センチぐらいのシーバスがすぐにヒットしました。
シーバスを釣ったパパは、父親としての面目躍如が出来た感じでした。
案外明るい時間なのに、このサイズのシーバスがルアーで釣れたことで、九州製氷前での釣りに大いに期待が持てました。
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九州製氷の前の護岸で常連の御夫婦と談話
福岡造船から九州製氷前の護岸に移動している時に、昨年からよくこのポイントでお見掛けするご夫婦がおられました。
丁度私がそこに向かう時に、ご主人が持った磯竿が凄い曲がり方をしており、クルマの中からやり取りを見ていましたが、ハリスが飛ばされてしまったようです。(残念!)
少しお話をして私もこちらで釣り開始。
ここの護岸は画像を見ていただくとお分かりのとおり、壁に穴が空いた構造になっています。
ですから、ハリに掛かったシーバスやキビレがこの中に逃げ込もうとするためにあまり柔らかい竿では、魚に主導権を握られてしまいます。
ハリに掛かったらすぐに壁際から離して、沖に向かって走らせるようにコントロールしないと、釣れる魚も釣れません。
これをペランぺランの多し込み釣りの竿でやるから、余計面白いのです。
4・5mの磯竿2号にPEラインの2~3号を巻いたベイトリールのタックルでないと、80センチオーバーのスズキクラスのシーバスはなかなか釣るのが難しいかもしれませんが、そこがまた面白いところでもあるのです。
九州製氷の前の護岸でスズキの落とし込み釣りスタート
昨年は何度も得体の知れない大物が掛かったポイントですから、とりあえずハリスはナイロン3号を1メートルぐらいとり、ハリはアオイソメにダメージを与えにくいメバルバリ11号を結びました。
ガン玉は、ウォーターグレムリンの5Bぐらいの大きさのモノをハリ上5センチのところに噛ませました。
コーナーのところでベイトフィッシュが群れており、そこのエサの付いたハリを落として探りますと、ほどなくアタリがありまして、じっくりとエサを食わせてからアワセを入れました。
その引き具合と走り方からたいしたサイズのシーバスでないことがすぐに分かりましたが、元気が良くてなかなか海面に浮いて来ません。
結構匹を楽しんでからタモに入れますと、45センチぐらいのセイゴ。
ハリスが飛ばされてスズキをバラしたご夫婦に、「いりませんか?」と声を掛けますと、喜んでもらって下さったので、助かりました。
ですが、日曜日ということもあり九州製氷の前には私と同じような釣り方をする方が一人とルアーマンはもう一人おられ、一人がシーバスをバラしていました。
案外狭いポイントなので、同じ時間に先行者がいると先にハリに掛けられてしまうというデメリットもある釣り場です。
スズキクラスのシーバスがこれからどんどん博多漁港の中に入るようになれば、釣り人が複数人いてもそれぞれが釣れるようにもなると思います。
昨年は、この場所で何度も3号ハリスを瞬時に飛ばしていく「長浜モンスター」が何度かハリに掛かりました。
今年はどうにかして「長浜モンスター」の正体を暴きたいと考えています。
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