昨日福岡でサクラの開花宣言がされました。
雨が一日中降り続く今日の昼過ぎに山王公園の横を通ったら、まだまだ花見には少し早いような感じの咲き方でした。
さて、博多湾の釣りに関しましては、相変わらずこれと言った朗報も気合が入る釣り情報もない中、過日ネコの島で知られる相島に単独釣行した勤務先の後輩がスマホに嬉しい画像を送って来てくれました。
仕事が終わってからいつものように、単独釣行で博多湾の湾奥に位置するある防波堤での夜釣りの釣果です。
後輩は、昨年の秋口ぐらいから気合を入れて釣りにチャレンジしているのですが、この時期にカサゴ(アラカブ)を短時間でのこの釣果は、なかなか見事な釣果ではないでしょうか?
サクラの開花宣言もありましたし、いよいよ博多湾の湾奥でのカサゴ(アラカブ)釣りが本格化しそうな兆しです。
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カサゴ(アラカブ)釣りは本に書かれているほど簡単でもない!
「ビギナー向きの防波堤釣り入門」だとか、「初めての海釣りの仕方」などと言うタイトルの本では、カサゴ(アラカブ)は簡単に釣れるようなことが書かれていますが、福岡市周辺で釣りをされる方であれば、そうは思わない方のほうが多いのではないでしょうか?
特に博多湾の湾奥では、なかなか狙って釣れる魚ではないとのイメージがあります。
ヘチを釣りまわるクロダイ釣りのベテランの方でもカサゴ(アラカブ)を釣ったことがないという方のほうが多いのような気がします。^^;
ベテランだから、あえて狙わないというわけではないのです。
なぜならば、カサゴ(アラカブ)は刺身にしても、お煮つけにしても、みそ汁や鍋物に入れてもかなり美味しい魚であることは皆さんご存知ですからね。
博多湾の湾奥でカサゴ(アラカブ)がなかなか釣れない理由
カサゴ(アラカブ)は、どこでもいそうなのに案外いない魚です。
なので際狙いでメバルなどを釣っている時に、タケノコメバルやセイゴ、メイタに混じって釣れることがありますが、決して数多くは釣れないものです。
メバル狙いに行ったらタケノコメバルばっかり!ということはあっても、メバル狙いに行ってカサゴ(アラカブ)ばっかり!という経験をこれまでたったの一度もしたことがありません。
どこに群れているのかを博多湾の湾奥では特定しにくい魚でもあるのです。
釣りは「1場所、2エサ、3仕掛け」の格言通り、カサゴ(アラカブ)がいる場所を見つけますと、釣ること自体は難しい魚ではありません。
ですが、博多湾の湾奥では「釣れたら嬉しい魚」程度にしか釣れないのに、ビギナーの後輩たちがまとめて釣りあげてくるんです。^^;
場所は後輩が見つけたところなので、ここで私がそれをカミングアウトするのは信義則に反すると思いますので割愛させていただきますが、「このくそ寒いのに、よくもまあ、あげなところで夜に竿を出すよね~!!」というような場所なのです。
釣りは、やはりパッション(熱意)が一番大切なのかも??と、ビギナーの後輩から教わった気がするのです。
まとめ
サクラの開花宣言と時を同じくして博多湾の湾奥でのカサゴ(アラカブ)釣りが本格化しました。
「俺は、箱崎埠頭や須崎埠頭に結構言っているけど、カサゴ(アラカブ)なんて釣ったこともないぞ!!」という方のほうが断然多いと思います。
みんなが喜ぶ魚、釣れて嬉しい魚の代表格かもしれないカサゴ(アラカブ)ですが、それを専門に釣ることがいかに難しいかは釣り歴が長い釣り人ほどお分かりいただけるはずです。
本や雑誌に書かれているように簡単には釣れません。
狙ってもなかなか釣れないのもカサゴ(アラカブ)なんです。
だから、ビギナーの後輩が夜に短時間で6匹のカサゴ(アラカブ)ばかりを釣り上げてきたことに驚きと嬉しさを隠せないのです。
釣りは、腕や道具も大切ですが、場所を見つけるパッション(熱意)が一番大切なことを改めて教わりました。
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