中心気圧955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が40メートル、最大瞬間風速60メートルの今季最強と云われている台風11号がチンタラチンタラ停滞しながら北上しています。
5日の月曜日にかけて東シナ海を北上して、9月6日の火曜日に進路を東に変えながら北部九州へ接近するとの予報です。
福岡市は、5日の未明から6日にかけて警戒せねばならないレベルです。
もちろん福岡県全体もですけど。
甚大な災害が起こらないことを願いつつも、釣りバカからすれば、閉鎖海域で潮通しが悪く、8月の猛暑続きで海水温が上がった博多湾を攪拌してくれることを期待しています。
8月に入って魚が釣れなくなった…と云う方も多く、知人からも特にお盆あたりからサッパリ魚が釣れなくなったとのことを良く聞きます。
煮えたぎった海水を嫌って、魚たちも避暑地の深場に身を寄せているのではないかと思います。
雨が降って、川の水が大量に博多湾に流れ込んだところを台風が攪拌することで、「秋の海の訪れ」となることはある意味自然の摂理です。
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メイタ~チヌが少ない中、博多湾奥で55センチのチヌを釣ったY君の快挙
今年は正直なところ、博多湾奥のメイタ~チヌは多くはないと感じていました。
本来釣れるべきメイタ~チヌ釣りポイントで、メイタ~チヌが思うように楽しく釣れません。
そのような状況の中でも、博多区在住のY君は得意のカニエサをメインに、6月ぐらいから今日に至るまでコンスタントにチヌを釣っています。
多くの方が釣れない・魚がいないと嘆く中、Y君は竿を出せば必ず3枚以上のチヌを釣るというある意味チヌ釣り職人の領域に達している釣り師です。
つい最近も、自己記録更新尾55センチのチヌを釣ったみたいです。
Y君にとっては、今年5枚目の年なしのチヌです。
お恥ずかしながら、私は今年はまだ1枚も年なしのチヌを釣っていません。
昨年は、狙わなくても4枚年なしのチヌが釣れたんですけどね~!
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博多湾での55センチオーバーのチヌの価値
釣りを始めたばかりの方にとっては、40センチオーバーのチヌもある意味憧れかもしれません。
ですが、クロダイと云う魚にはまり、トコトン追いかける釣り方をしますと、年なしのチヌに必ず出会えます。
何十年もチヌを釣っていますと、一口に年なしのチヌと云っても55センチを超えるとこれまた別格です。
釣りには、たまたまと云うこともありますが、博多湾で昨日今日釣りを始めた釣り人が55センチオーバーのチヌを釣る確率は、天文学的に少ないような気がします。
釣れるべくして釣れる大きさで、釣り場と釣り人の名前を知れば納得することが多いのです。
年間3桁以上のチヌと呼べるサイズをコンスタントに釣れる方でないと、なかなかお目にかかれないサイズではないかと思います。(もちろん稀に例外もあります。)
よく釣具店主催のチヌ釣りダービーが催されますが、48センチだとか49センチなどを申請するのは分からないでもありませんが、ほとんど無意味です。
入賞するには、最低でも53センチは欲しいところです。
もともと、腕利きほどチヌ釣りダービーなどいうモノ自体に興味がなくてエントリーしないことがほとんどですから、53センチ程度で優勝するほうがおかしいのかとも思います。
私も昨年、夏メバル狙いで53・5センチのチヌがたまたま釣れました。
ただし、55センチを超えるチヌは、博多湾では年間二桁ぐらいでしか釣られていないのではと思われます。
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カラス貝をエサにしたヘチ釣りでボラを釣ったKさんの偉業!?
カラス貝をエサにしたヘチ・落とし込み釣りで、シーバスを釣ったことがある方はそれほど多くないと思います。
随分昔に、私は沖防の新波止でカラス貝をエサに73センチのシーバスを釣り上げたことがあります。
田淵船長からは、3年に一人ぐらいカラス貝でそのサイズのシーバスを釣り方がいると苦笑いされました。
昨年は、カラス貝をエサにヘチ釣りでアコウを釣られた方もいて、驚きました。
ですが、今年首をかしげたのが、カラス貝をエサにしたへチ釣りでボラをかけた方がいることです。
小郡市在住のKさんなのですけど。
これには驚かされました。
私もこれまでアオムシをエサにしたヘチ・落とし込み釣りで日中にボラを何度か釣り上げたことがあります。
しかし、カラス貝をエサにしたヘチ・落とし込み釣りではボラをかけたことがありません。
釣りには釣り人が思い込んでいる想定外がよくあるものですが、ボラがカラス貝を食べるとも思えません。
このようなことが多々あるから、海釣りは面白いものです。
確かにお盆過ぎてから博多湾は釣れにくくなくなりましたが、釣っている方は釣っています。
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