近頃は、ソーラス条約での立ち入り禁止区域が歴然とあり、更に博多湾のウォーターフロント計画のおかげで中央埠頭の立ち入り禁止区域が拡大したことも手伝って、博多湾の釣りマイスターの爺ちゃんたちの姿をほんと、見かけなくなりました。
それに追い打ちをかけるように、博多湾の昨今の釣れなさぶり!!
今年は、特にひどい感じがします。^^;
私はこの時期になりますと、目もくれず「メバル命!!」とばかり、埠頭や堤防の際の落とし込み釣りをするのですが、今年は全くと言って良いほどメバルが釣れません。。(涙)
例の異常高水温で小魚や海洋生物の多くがやられた2013年の翌年以上に、メバルが少ないのです。(涙)
5月も半ばになろうとしているのに、埠頭や堤防の際ではメバルも鉄板のセイゴもさっぱり釣れません。
例年であれば、コウイカが釣れ盛る時期であるのに、コウイカも非常に少ないようです。
サビキ釣りでもまだアジゴがたくさん釣れてもいなく、全般的に不調と申しますか、絶不調な状況です。
唯一例年に比べてよく釣れるのがテナガダコ。
ある博多湾の常連さんは、20年に一度の大発生と言うほどテナガダコだけはよくハリに掛かります。
そのような状況の中、勤務先の後輩H君が一昨日多々良川の貯木場のところで夜のぶっ込み仕掛けでシーバスを狙いましたが、残念なことにテナガダコのみ。
笑わせることに、このテナガダコを他の後輩のS君が「僕に下さい!」と言って持って帰ったそうです。
臥薪嘗胆を誓ったH君は、須崎埠頭の長浜魚市場の対面の壱岐行きフェリーが停泊する近くで、アオムシをエサにした夜のウキ釣りをして30センチから40センチのシーバスを4匹釣りました。
型はイマイチですが、来るべきところにシーバスがやって来た!!とばかり、私も久しぶりにウキ釣りをしてみようと思ったのです。
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ウキ釣りをする際に購入した博多湾の釣りマイスターのマストアイテム
H君が昨日シーバスを4匹釣ったところにはあえて行きませんでした。
なぜならば、そのポイントをH君に教えたのは私ですし、「行って釣れる自信」があるのであえて回避したんです。
30~40センチのシーバスを釣っても面白くないというのが実感です。
だったら、近くの長浜のポイントに行って、ウキ釣りをしながらヘチ釣りもやってみよう!と思って、とうとう博多湾の釣りマイスターのマストアイテムを購入して釣り場に向かいました。
それはこちらです。
博多湾で釣りをするベテランの方たちがよく使う、車止めに固定できる竿受けです。
この竿受けを使う方のほとんどが、シーバス狙い&コウイカ狙い、タチウオ狙いのベテランの方だったりします。
なぜならば、投げ釣りだったら専用の三脚を使えばよいし、メイタ~チヌを狙う方はまず使いません。
基本的には竿を持っていくような大物狙いの時に必要になりますから、アジゴをエサにした泳がせ釣りをする釣り人はたいていこの竿受けを車止めにかましています。
落とし込み釣りメインで、ウキ釣りはサブの釣り方
ウキ釣りの竿を竿受けにセットして出したものの、基本的には落とし込み釣りが好きですし、メバルを狙いたいのでウキ下を2ヒロにして竿3本先ぐらいに投げ込んで余分なイトを巻き取って放置。
メインの落とし込みロッドで波止の際を探りましたが、海底から海面スレスレまで探っても、全くアタリすらありません。
メイタ~チヌが釣れてもおかしくない時期なのですが、まるで気配なし!!
メバルの気配も皆無!!
そうこうしているうちに、竿受けにセットした磯竿2号が曲がってお辞儀をしています。
アワセを入れて、リールを巻きますとたいしたことがない魚の引き。^^;
磯竿2号を使うと、ラクに対処できる40センチちょいのサイズのシーバスが釣れました。
近くには、ルアーシーバスをやる釣り人が4人ほどいまして、私が釣ったのと同じくらいのサイズのシーバスを散発的に釣っていました。
まとめ
博多湾の湾奥の落とし込み釣りでのアタリは皆無でした。(涙)
シーバスは、エサ釣りやルアーでもボツボツ・・釣れるようになりました。
例年に比べますと、釣れる時期が若干遅れているような気も致します。
そう考えますと、メバルやコウイカはこれから釣れるかも??しれません。
メイタ~チヌも時期尚早な感じがありあり。
博多湾の湾奥は、まだまだ本格始動していません。
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