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初心者は3月の博多湾には近づかないほうが心身ともに健康でいられますよ~!

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コロナ禍で、昨年から海釣りを始めた方もいらっしゃるかと思います。

そのような方がたまの休みに2月~3月の博多湾の湾奥で竿を出して、何も釣れない!!!と嘆いているかもしれませんが、ご安心ください。

何にも釣れない!と愚痴っているのは、あなただけではありません。

特に3月の博多湾の湾奥では、釣れなくても恥ずかしいことでも何でもないのです。

その理由は、比熱の関係で3月の海が一番海水温が低く、特に閉鎖性水域で知られる博多湾の湾奥では多くの魚がいなくなります。

なので、サビキ釣りだろうと、チョイ投げ釣りだろうと、さっぱり釣れなくても、全く不思議でもないのです。

更に言うなれば、ウキ釣りやヘチ釣りなどは、もっと釣れない!!と言っても過言ではありません。

ルアーフィッシングに至っては、博多湾の湾奥でこの時期ルアーを投げ続けることが出来る精神力は、私は持ち合わせておりません。

中央埠頭のチップヤード前などには年がら年中ルアーマンが竿を振っていますが、今の時期は特にバイトすらないようです。(涙)

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ボウズを覚悟できるのであれば3月の博多湾の湾奥で竿を出すのもありです!

寒い季節に釣り場で全くアタリすらないというのは、心身ともにダメージを食らいます。

私も幼い頃から何十回とボウズを食らっているのが、だいたい2~3月が多いのですが、それでも性懲りもなく釣り場にノコノコと出かけます。

学習能力がないと云うか、性懲りがないと云うか、たいていは釣れないと分かっていても、海の匂いを嗅いだり、季節の移り変わりを肌で感じるために釣り場に行くことがほとんどです。

しかも、今の時期はたいした魚も釣れません。

型の良いチヌやスズキは5月後半にならないと例年博多湾の湾奥ではなかなか出会えませんし、25年ぐらい前までの様に大型のカレイやアイナメに出会えるわけでもありません。

なので、それなりの魚に出会いたいのであれば、糸島方面や志賀島方面など玄界灘に面した釣り場に出かける必要性があります。

更にいうなれば、唐津湾に浮かぶ姫島、新宮漁港から行く相島、神湊から行く大島、地島などまで行けばサビキ釣りで良型のアジに出会えたり、乗っ込みのチヌや尺に迫るサイズのメバル、ササイカ等々に出会える確率がうんと上がります。

私も30代の頃は、岐志漁港から姫島に渡り、モエビでメバルやチヌを狙いつつ、アオムシをエサに投げ竿でカレイを狙っていました。

もちろんですが、離島に渡ったからと云っても絶対に釣れるとは限りません。

今現在の様に釣り情報がすぐに入手できる時代ではなかったために、「去年はよく釣れた!」だとか「2週間前ぐらいまではよく釣れた!」などという憂き目にも良く遭遇しました。

たとえ釣れなくても、釣り場の深さや状況などが通ううちに分かるために、回数を重ねるごとに釣果は上がる傾向になるのが普通のパターンです。

釣れない博多湾に愛想を尽かして、しばらくは他の釣り場に行く方が賢明だと云えなくもありません。

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人には博多湾以外で釣ることを薦めて自分は博多湾で釣りをする!

他人には、特に初心者の方には、2~3月は博多湾以外で竿を出したほうが良いよ~!と云いつつも自分では博多湾、しかも湾奥で竿を出すのは、私以外の釣り人を排斥することを企んでいるわけではありません。(苦笑)

釣り歴が長い分、散々語りたくもないような憂き目に何度も遭ってきているので、寒い夜釣りに出かけてボウズを食らうぐらい、なんとも思わないような耐性ができているからです。

「釣れないウィルス」による抗体ができているんです。(笑)

だいたい桜の花が咲き終わるぐらいまでは、メバルの活性が良くない年は、ほとんど期待薄です。

昨年がまあまあメバルの当たり年でしたので、余計ひどく感じますが、例年、こんなものです。

4月に入ってから最初の大潮周りぐらいから、日中でもセイゴ~スズキがモエビでよく釣れるようになります。

5月も後半になれば、大袈裟に狙わなくてもチヌやスズキが釣れます。

よほどイレギュラーなことがない限り、しかるべき時期が来れば、釣れる魚は釣れるべくして釣れるものだと思っています。

私があえてノコノコ釣れない冬の博多湾の湾奥で竿を出すのは、釣れる時期の博多湾を知っているからかもしれません。

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満月の大潮はよろしくない!と云うのは釣り場次第!

2月28日の日曜日。
満月の大潮の時に東浜に出かけました。

夕方6時ぐらいですが、無風で潮位が低く、船溜まりも静まりかえっています。

ルアーマンが、いつもの角地にいます。

砂山付近の状況は悪くなさそうですが、雰囲気だけでは分かるはずもありません。

砂山付近を釣り歩くときは、靴を履き替えて長靴を履くようにしています。

海水温が低く、魚たちが海底近くにいることを想定して、メバリングロッドにヘチリールのタックル。

水深が深いところでは9メートルぐらいあるために、3Bのガン玉を2個つけた仕掛けで臨みました。

浅いタナから9メートル近い海底まで探り続けること1時間半。

アタリの「ア」の字も全くなく、太めのアオムシをもったいないのですが、海に投げ込みました。

暖かくて、ベタ凪の夜でしたが、海に漂っているのは、クラゲばかり・・・・・。

初心者や、釣れないとすぐにイヤになる方にはお勧めできる博多湾の湾奥ではありません。

もう1か月半ぐらいの辛抱がいりそうです。

糸島の船越漁港では、2月の後半から乗っ込みチヌが釣れ始めたみたいです。

何が何でもチヌの顔が見たい!という方や、初心者の方は勉強がてら行くのも良いかもしれません。

タックルや仕掛け等は、たくさん釣ってご機嫌が良さそうな方に尋ねると懇切丁寧に教えてくれることが多いです。

私があえて2月~3月の博多湾の湾奥に行かないようにお薦めしているのは、せっかく釣りを始めた方が「いっちょん釣れんけん、おもしろなか~!」と、釣りが嫌いになったり、釣りをしなくなるきっかけになるからです。

釣りが好きで半世紀以上もやっている身からすると、たかが数回のボウズを食らったぐらいで嫌いになるな!とは申しませんが、それ以前にボウズにならないために、3月はインドアで釣道具のメンテナンスや知らない魚の釣り方などを調べてみるなどして、君子危うきに近寄らないようにする手もあります。

ワザワザ自分から地雷を踏みに行くようなことは辞めておきましょう!と云うお話でした。

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