ヘチ釣りや落とし込み釣りをする方であれば、プロマリンの太鼓リールのバトルフィールド黒鯛のことはご存じな方も多いとは思いますが、あえて今回楽天さんよりプレゼントされたポイントにて購入しましたので、その使用感等を書かせていただきます。
また、ヘチ釣りと落とし込み釣りの違いについて少し触れたいと思いますので参考にしてください。
プロマリンのバトルフィールド黒鯛は厳密に言いますと6つの種類があります。
今回私が購入したBK80DRと云うのは、径が8センチのドラッグ付き仕様のものです。
ドラッグ付きのもので径が7センチ、8センチ、9センチの3種類があります。
ヘチ釣り師の間ではヘチリールで最安値でコスパ抜群とされるのは、ノンドラッグのBK90NRです。
つまり9センチ径でノンドラックで、クルクル…と回転が抜群なリールです。
今回私はあえて8センチ径のドラック付きのバトルフィールドを選びました。
それはヘチ釣り仕様ではなく、落とし込み釣り仕様で使うからです。
結論から申しますと、手に馴染みやすい大きさと操作性の良いことは折り紙付きだということです。
ドラッグ付きなので、バックラッシュもせずに快適に使えました。
ハンドルがある裏側のつまみでドラッグ調整もできますので、不意な大物が掛かっても難なくイトを出すことが出来ます。
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バトルフィールドBK80DRに早速ラインを巻いてみました
私は基本的にリールには3号のナイロンラインを巻きます。
ヘチ釣りも落とし込み釣りも稀にシーバスの大物が掛かりますし、ラインが細いから食いが良いという経験もしたことがないので、3号で決まりです。
私が使うホワイトのラインは75メートルおきに目印が付いているので、取扱説明書には3号は100m巻けると書かれていますが75メートル巻くことにしました。
実際の話、落とし込み釣りやヘチ釣りのリールに巻く糸の長さは50メートルぐらいでも十分すぎるぐらいなんです。
年なしのチヌや70センチオーバーのスズキと対峙しても、おそらくイトはMAXで20mも出ないと思います。
私が良く狙うメバルなどは基本1~2ヒロぐらいのレンジで釣れることが多いですし、イトが出るような大物のメバルは博多湾内ではお目にかかれないと思います。^^;
ヘチ釣りでも落とし込み釣りでも、基本的には海底までの深さプラスα程度のイトの長さで足ります。
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ヘチ釣りと落とし込み釣りの違い
ヘチ釣りと落とし込み釣リは似て非なる釣り方で、まずはタックルが違います。
ヘチ釣りの竿は古いモノですと、ミニクロガイドが穂先まで付いていて、近年のモノはSICガイドが付いていて、ラインの滑りが良いように作られています。
落とし込み釣りの竿は、穂先がすべてUガイドとなっていて、ラインが竿に貼り付くように作られていて、ラインの滑りは良くありません。
落とし込み釣りでは、あらかじめ狙うタナをイメージして、ラインも狙うタナに応じてあらかじめ出しておく釣り方をします。
なので、リールは太鼓リールでなくても小型両軸リールでも全く構いません。
更に、落とし込み釣りでは、リールの回転性能云々は問題ではありません。
私が30年以上い使っている両軸リールなどは、歯車がズレているのかガタガタ…ということがするポンコツです。(苦笑)
一方ヘチ釣りでは、回転性能が抜群な太鼓リールとイト滑りの良いガイドによって、ガン玉B1個でもエサを付けてゆっくりと海底まで自然に落とすことができる釣り方です。
私はこれまで99%落とし込み釣りをしてきて、ヘチ釣りはチンタラチンタラしているので性格的に向かないのでしませんでした。^^;
ゆっくり…と落ちる様を見ているだけで、絶望的に退屈してしまい、イラッ!としてしまうので、向いていないのです。
私が磯のクロ釣りにもあまりはまらなかったのが、ノーシンカーだとか全遊導でチンタラチンタラ仕掛けが落ちていくのが退屈だったからです。
なので、今でも基本的には6Bのガン玉を使いますし、底狙いの時はどうかすると6Bを2個つけたりもします。
竿を出すポイントや時期、釣り場の深さなどでヘチ釣りと落とし込み釣りを使い分けて釣ることがベストなのでしょうが、不思議と両方をうまく使い分けている釣り人は少ないように思えます。
特に昨今では私のような落とし込み竿を持って釣る方よりもヘチ釣りをされる方が多い感じがします。
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アイランドシティとポートオブハカタでバトルフィールドを使ってみました!
エサのアオムシを買うのに香椎のポイントまで行くので、アイランドシティに向かうことにしました。
香椎のポイントにしか売られていない袖型9号を2袋買いました。
使い慣れたニッシンの落とし込み釣りのロッドにバトルフィールドを付けて実釣開始。
明るいうちはアイナメでも釣れるかも?と思い底狙いをすると、予想外に釣れたのがこちら。
袖型9号をリサーチ用に使うのでキスが散発的に釣れましたが、流線9号ぐらいのハリでメバリングロッドなどでちょい投げ釣りをしたら数が出そうです。
退屈する程度にキスが落とし込み釣りで釣れまして、暗くなるのを待ちましたが、日が暮れても海藻が邪魔をしてメバルもアラカブも釣れません。
仕方なくポートオブハカタに向かいました。
いつものポイントでいつものタナを探るとアタリがないので思いっきり海底近くを探りますと、パタパタ…と同じサイズのメバルが3匹釣れました。
ポートオブハカタで9メートル近い深さを探るときも、バトルフィールド黒鯛BK80DRはイトグセも付きにくく快適に釣ることができます。
⇒プロマリン(PRO MARINE) バトルフィールド黒鯛 BK80DR BK80DR
ノンドラグの80NRよりも1000円ぐらい高めです。
⇒プロマリン バトルフィールドいろいろ
今回使ったバトルフィールドのドラッグ付きですと、回転しすぎてバックラッシュするだとか、魚が釣れてハリを外していただけで回転して、イトがグチャグチャになるということはありません。
ノンドラッグのヘチリールは、Amazonで探せばバトルフィールドよりもコスパに優れたものが探せますが、ドラッグ付きとなるとバトルフィールドよりもコスパに優れたリールを私は知りません。
径の大きさは好み次第ですが、個人的には8センチ径ぐらいが手に馴染むと思います。
梅雨以降のメイタ~チヌ釣りは、落とし込み釣りとヘチ釣りの両方でやってみることと致します。
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