台風14号が過ぎ去ってから、急に朝夕がめっきり涼しくなりました。
各部屋エアコンを付けていたのが、夜寝るときは網戸でよくなり、電気代がぐんと下がるので助かります。
先週は、台風14号が来る前に虫エサで近場の中央埠頭で落とし込み釣りをしましたが、大物がエサを見つける前に、チーバスとキビレの2歳魚がエサを盗りまくり、釣りになりませんでした。
20センチぐらいのキビレやチーバスが入れ食いでも、ハリを外すのも、ハリにエサを付けるのも、手がドロドロになってだんだん嫌気がさしてきます。(涙)
真冬の2月ぐらいにまるでアタリすらないという状況と比べると、魚がいて、アタリがあるだけマシと云えばマシなんですけど、小魚をつかむ左手がふやけるほどに、お目当てでもない魚が入れ食いになるというのも、それはそれで困ったものです。
今日は、大潮の前の中潮で、干潮が14:37分、満潮が20:50分です。
妻が「ベランダにカニが入ったバケツがないと寂しい!」などと妙なことを言うので、今日は、今日の今日のエサ以外の岩ガニも捕獲するとことしました。
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岩ガニを採るたびに年老いた自分が嫌になります!
今日は妻の観賞用の岩ガニも捕獲しないといけないので、使い慣れた蓋つきのバケツを用意しました。
いつもの場所に岩ガニを採りに行きますと、既に岩ガニを採ってクルマで立ち去ろうとしている方と、私とほぼ同じタイミングで岩ガニを採りに来た方もいました。
春先の大潮周りと比較すると、潮の引き具合がたいしたことがなく、誰もが岩をひっくり返す場所しか空いていなく、エサに良いサイズの岩ガニは、すでにかなり採られている感じがします。
なので、多くの方が行かないであろう場所で岩ガニを採ろうと思いましたが、丁度良い降りる場所がなかなか見当たりません。
たかが2メートルぐらいの場所で、飛び降りることに躊躇する自分に情けなくなるときがあります。
ですが、老人は「転倒」をきっかけに、動けなくなり、働くこともできず、寝たきりとなり、貧困に陥ることを本で読みました。
寝たきりが体に良いはずもなく、病気がちとなり、負のスパイラルまっしぐらと云った具合です。
で、岩ガニを採るために、たかが2メートルぐらいのところを飛び降りて、足を骨折して動けなくなったりしたら、それこそ「バカの極み」と云っても過言ではない気がします。
なので、雑草だらけですが、一番降りやすい場所からゴロタ浜に降りて、人が行かないような場所で岩ガニを採りました。
ですが、思ったほど岩ガニは採れずに、30分近く岩をはぐってこの有様。
今回は、費やした時間のワリには、たいして岩ガニが採れなかった気がします。
私が採るのをやめておかっぱりに這い上がろうとしていた時に、またしても新手の岩ガニ採りの青年が来ていました。
次々に岩ガニ目当てに採る方が来れば、数も型も少なくなるのは魚と一緒です。
たかが30分程度岩をはぐって岩ガニを採っただけで、足はガクガクで腰も痛いような痛くないような・・・・・。
岩ガニを採っただけで、この疲労感を感じる自分が情けない。
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本日最初の強烈なアタリのチヌはハリスが飛んだ!
御笠川の河口で岩ガニを採った私は、すぐ近くの中央埠頭で竿出しをしました。
安近短の極致でもあり、地産地消の極致でもあり、まさに「SDGSにも合致している釣り方」ではないかと思います。
まずは、岩ガニの中でもハサミが小さくて彩が鮮やかなメスを選んでハリに刺しました。
30分ぐらいアタリらしいアタリもなく、たまにコツンとエサの岩ガニにアタックするのは、恐らく2歳魚のキビレではないかと思います。
さすがに30分ぐらい本命のアタリがないままに落とし込み釣りを続けますと、集中力が低下して麻痺してきます。
で、そんな時に限り本日初のチヌのアタリがあり、竿先が海中に引き込まれています。
タイミングを見計らってアワセを入れますと、恐ろしく引く魚がハリに掛かっていて、ミチイトを出さずにリールを親指と人差し指で挟んでいて竿の弾力で魚に引かせていますと、竿がはじかれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!??
ハリスがガン玉のところから切れて飛ばされています。
いつも使う鉛の純度が高いガン玉ではなく、スズあるいはニッケルが混じった安いガン玉を使ったのが間違いでした。
安物のガン玉は、鉛の純度が低く硬めなのです。
2週間前にハリに掛かった49センチのチヌとほとんど同じ場所で、ほとんど同じような引き方をしたので、デカバンのチヌを
最初からバラして、今日の釣行は暗雲の兆し。
それ以降は、ハリを結びなおしても、アタリはあるがチヌではないようなアタリが続きました。
デカバンのチヌをバラしてからおよそ30分ぐらい経ってから、竿先が海中に引き込まれるアタリがありまして、タイミングよくアワセを入れますと、竿が大きく曲がりました。
しばらく、やり取りを楽しんでタモで掬ったのがこちら。
ヒレや体にキズ一つない、きれいなチヌです。
暴れるチヌを計りますと、ジャスト40センチ。
とりあえず、これでボウズは免れました。(苦笑)
きれいな40センチのチヌをストリンガーに刺して、次の獲物を狙うこととしました。
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納竿前もデカバンのチヌをバラした博多の釣りバカ
40センチのチヌを釣った後に、何度か竿先が海面に入るアタリがありましたが、エサを盗られるだけ!と云うのが数回続きました。
そんな中、竿先に断続的にエサを齧っているようなアタリがあり、そのうち竿先が曲がっていくのでアワセを入れて、釣れたのがこちらです。
丁度30センチぐらいのきれいなメイタです。
こちらもストリンガーに掛けて、次を狙いました。
相変わらず、カニを咥えて竿先を海中に引き込むアタリが2回ほどありましたが、アワセを入れてもハリに掛からず、エサの岩ガニがなくなっています。
・・・・・!!??
結構、腹立たしい雰囲気です。
そんな中、竿先を圧倒的なパワーで引きずり込むアタリがあり、竿が大きく曲がったところでアワセを入れますと、重量感のある引き具合。
ところが、竿の弾力でタメを効かせていると、竿先がはじかれました。
またしても、ガン玉のところから仕掛けが飛ばされています。
この時点ですっかり戦意喪失して、納竿にすることにしました。
ストリンガーで活かしておいた2匹のチヌとメイタはもちろんリリースですが、デカチヌ2匹にハリスを飛ばされ、3回ほどあったチヌらしいアタリをものにできませんでした。
チヌらしいアタリ7回のうち、釣れたのが2匹。
はっきり申し上げて、超が付く下手クソです。
7回のうち5回ぐらいはものにできないと、私的にはお話にならないような気がします。
逃げた魚はデカいとは、よく云ったものです。
ですが、満足できないから釣りを続けられるのです。
カニを咥えて落とし込み竿を海中まで引き込むチヌをイメージすると、なんとか7回中5回以上は取り込める釣り人になりたいと思っています。
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