「秋の日は釣瓶落とし」との言葉通り、最近は暗くなるのが随分早くなったと感じます。
金曜の夜なので、今週も前回21センチのメバルが釣れたポイントで、今日は1時間と言わず2時間ぐらい竿を出そうと思って、築港のポイントにアオムシを買いに行きました。
そう言えば消費税が上がってこれまで50グラム税込みで515円だったアオムシは、嬉しいことに据え置きで、今まで通りの値段でした。
アオムシを買って、仕掛けを作るのは東浜のサーチライトが点く明るい場所で、です。
今日はなんとなく「前回よりも大型の魚?がハリに掛かりそうな勘」がするので、ハリスを1・75号に上げ、ハリはメバルバリの9号を結び、ガン玉は4Bにしました。
今日使う竿は、使い慣れたカスタムメイドのペランぺランの私にとってリーサルウェポンの竿です。
仕掛けを作り終わって時計を見ますと、7時前15分ぐらい。
7時から9時までの2時間勝負で、前回のメバルポイントに向かいました。
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浅いタナに魚がいなくて空を見上げてため息をついた私
いつも通りケミホタルを1ヒロのところに合わせて、海面から50センチ~1メートル~1ヒロと順次止めアタリを誘うのですが、何もアタリません。
・・・・・・・・・・・・・!!????
だいたい1メートルぐらいのタナで15センチぐらいのメバルや25センチのセイゴや手のひら+尻尾ぐらいのキビレが当るのですが、今日はまるっきりアタリがありません。(涙)
1ヒロぐらいまでのタナで何も当らないことなどほぼほぼないので、既に私の頭の中には「暗雲の兆し」が立ち込めました。
海は穏やかで波っ気もなく、風もないためにTシャツに7分袖のシャツを羽織っただけでも夜は寒くありません。
ケミホタルの位置を2ヒロに替えて狙うコースを探りました。
すると、ここで初めて本日初のアタリがあり、竿先を繰り込んでアワセますと、手のひら+尻尾大のキビレです。
ハリを飲み込んでいるわけではないのですが、ハリが外れにくくて、ハリを外してすぐにリリース。
それから、15センチ程度のメバルがコツン!と小さくアタリます。
小さい割にアタリが大きく、その都度竿先を送り込んで数少ないアタリをすべてモノにしました。
50センチ弱のフッコが釣れました!
小さなメバルやキビレと戯れていますと、竿先を絞り込むようなアタリがあり、アワセを入れますと、いきなり猛スピードで海底に向かう強い引き具合の魚がハリに掛かりました。
ヘチリールから音を立てながら、ミチイトがどんどん出て行きます。
ミチイトが止まったところで反撃開始とばかりリールを巻きますが、巻いても巻いても浮いて来ません。(苦笑)
2メートルぐらい巻いては、1メートルぐらいミチイトが出て行くのを繰り返し、魚が海面に浮いてきますと、予想通りフッコですが、そこから再び海底目がけ一目散にミチイトを容赦なく出して逃げようとします。
せっかく巻き巻きしたかと思ったら、またしてもミチイトが6メートルぐらい出て、再び巻き巻き開始。^^;
途中横に走ったり、海底に向かって走ったりしながら浮いてきたところを何とか1発でタモ入れ成功!
タモが50センチ径ですから、50センチに少し足りないぐらいのフッコでしたが、カスタムメイドの竿を問答無用で竿の握り20センチぐらい上からグイグイ…曲げてくれました。
私はこの竿を使い慣れていますし、この竿で年なしのチヌや70センチぐらいのスズキを上げたことがありますので、まだまだポテンシャルもスペックも心配不要です。
竿がヤバい!と思ったらリールからミチイトを出す練習はなかなかできませんので、今回は良い機会でした。
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メバルとキビレに混じり久々にチヌが釣れました!
フッコが掛かった後も15センチ程度のメバルや手のひら+尻尾のキビレが散発的に釣れます。
そんな中、ケミホタルの位置を3ピロにして探っていますと、竿先がお辞儀する強いアタリがあり、アワセを入れますと、魚が横走りした後に海底に向かって逃げようとします。
先ほど掛けた50センチ弱のフッコほどではない引き具合で、余裕をもって海面までリールを巻いて浮かせると案の定クロダイ(チヌ)です。
40センチはなく、38センチ程度ですが、綺麗な魚体をしたナイスバディのチヌです。
その後に再び、キビレやメバルを交えながらそれとは違う引きがありました。
もしかして…型の良いメバル???と思ったら、残念なことに30センチはないこれまたきれいなメイタでした。
フッコにチヌにメイタ・・は博多湾の湾奥のお馴染みさんですが、メインターゲットの20センチオーバーのメバルが釣れません。^^;
すべてのアタリは100%確実にモノにしましたが肝心のメバルには逢えませんでした!
メイタを釣った後も30センチちょいぐらいのセイゴが釣れ、今日はアタリが少なく、深いタナで当る中、100%の確率でアタリをモノにしました。
アタリは多くはなかったのですが、珍しいことに確実に魚をハリにかけることが出来ました。
メバルは7枚。
セイゴ~フッコ、メイタ~チヌ、キビレはこんな感じでした。
使い慣れた竿とメバルバリ9号のチョイスで、今日はバラシがありませんでした。
「入れ食い」と呼ぶには、あまりに釣れる魚と魚との時間のインターバルが長すぎますが、ハリにアオムシを付けてタナを探れば、何かがハリに掛かりました。
使ったアオムシは、およそ半分ぐらいです。
アオムシ25グラムで遊べる安上がりな釣りでした。^^;
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