今月の初旬の大潮の満ち込みの数日間で、65センチ程度のシーバスをそれぞれ数匹ずつ釣った私と弟は、3・5号のフロロカーボンハリスをブチ切って逃げる得体の知れない怪魚に違う日にそれぞれ遭遇しました。
その時から弟と「あの魚の正体はいったい何なんだろう？」と云った共通認識が生まれました。
そしてそのことをある釣り仲間にお話ししたところ、「長浜界隈の福岡船溜まり（福岡漁港）には、アカメがおるげなよ～！！」などと云うことを耳にして、またしても「出た！出た！・・・」とばかり、ほとんど半信半疑で聞いていたのです。
数年前にも20年来の須崎埠頭での顔見知りの方から、「俺の知り合いがくさ、博多埠頭のフェリー乗り場で90センチのアカメば釣り上げたげな！」などと全くもって信じがたい話を聞かされたことがあるんです。
アカメと言えば、四国や宮崎県の一部の河口に潜む日本三大怪魚のひとつとして、釣りをする方であればご存知な方が多いはずの魚。
「そんなアカメが博多湾の湾奥にいるはずなかろうもん！！」というのが、たいていの釣り人のこれまた共通認識ではないでしょうか？
ところが、この長浜モンスターに関して、昨日釣りに行った弟はハリに掛からなかったのですが、明らかに通常のシーバスと呼ばれるマルスズキとは異なる大型魚が海面近くでボラの子を捕食しているのを見つけ、弟なりの見解を私に送信してくれたのです。
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長浜モンスターに関する弟の見解
弟は私が言うのもなんですが、これまでメートルオーバーのシーバスはもちろん、ランカー級のシーバスを数知れぬほど仕留めてきたルアーマンなんです。
そんな弟ですから、ここ10年近く落とし込み釣りや脈釣りをメインとしている私とは違った感性と感覚を持っています。
弟が私に送ってきたコメントを一部紹介しますと、
昨日、九州製氷の前からコーナー付近までベイトが溜まってて、シーバスはそれを捕食していました。
シーバス特有の捕食音に混じり、ライギョ、ピラルクのような捕食音も。
シーバスも大型になれば捕食の仕方が変わるのかもしれませんが、かなり大型の魚と推測されます。
さらに、その後のコメントを紹介しますと、
モンスターの正体の候補として、ヒラスズキではないでしょうか？
俺自身、耳川河口域上流や壱岐のドブの様な漁港で釣っていた事実がありますので体高があり、尻尾の筋肉が発達したヒラならあのスピードとパワーが納得できます。
70センチのヒラと80センチのマルなら圧倒的にヒラのほうが強いです。
弟のコメントからは、長浜モンスターの正体はヒラスズキでは？との見解。
私は、ルアーでヒラスズキを釣ったことがないので、何とも言えません。
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福岡海づり公園での最近の釣果はヒラスズキが多いことに注視！
私が福岡近郊の釣り場での最近の釣果を知るうえで参考にしている一つが、福岡市海づり公園の「最近の釣果」です。
最近の海釣り公園の「最近の釣果」の中でも、これってヒラスズキやろ～！！と思える画像が数枚あります。
2018-06-24の画像をご覧ください。
（著作権の問題で、画像を貼れないことをお許しください）
ヒラセイゴあるいはヒラフッコクラスですが、明らかにマルスズキではありません。
海づり公園で、小さいとはいえこのようにヒラスズキが釣れるとなると、博多湾の湾奥で釣れてもおかしくはありませんし、事実箱崎埠頭でヒラフッコを釣った知り合いもいます。
このことから、大きなヒラスズキが何かの原因で長浜の福岡船溜まり（福岡漁港）にいても、おかしくはないと思われます。
まとめ
長浜モンスターと兄弟で勝手に命名した「得体の知れぬ怪魚」については、弟はヒラスズキでは？との見解。
私は、釣っていないので、なんとも言えません！！
でも、まだ姿を見ぬ怪魚がいることが嬉しいのです。
天神のど真ん中から車で10分足らずで行ける長浜の福岡船溜まり（福岡漁港）にモンスター級の怪魚がいること自体が釣りロマンではないでしょうか？
釣りロマンは人によって違うかもしれませんが、ごく一部の釣り人の間でレジェンドにもなっている長浜モンスターを釣り上げることは、少なくとも釣りロマンのひとつではないかと思います。
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