弟と昨日クロを釣ったアイランドシティに釣りに行く約束をして、箱崎埠頭のバナナの近くのローソンで待ち合わせをしたのが19時30分。
「ゆめタウン博多とニトリの間を左折して、直進して信号を右折してまっすぐ行って潮井浜橋を渡ったらすぐ左にローソンがあるから…」と説明したにもかかわらず、変にカーナビを使うもんだから、弟はワケの分からん妙な道をグルグル回って15分ぐらい遅れてきました。
釣りをする前から、相変わらずどんくさいヤツです。(笑)
今日は、リールだけ落とし込み釣り専用のモノを使いメバリングロッドで落とし込み釣りをしている弟に、滅多に使うことがない落とし込み釣りの竿をプレゼントして、「落とし込み釣りの竿を使う感触」を味合わせるのが一番の目的。
(こちらのアラカブを釣った時に使っていた竿をプレゼント)
なので、昨日クロがバンバン釣れたアイランドシティの釣り場に連れて行って、私が弟に落とし込み釣りのレクチャーをするのも今日の課題でした。
弟と一緒に博多湾で釣りをすることができるのも6月いっぱいですし、北九州に戻ったら落とし込み釣りのファンをたくさん増やしてもらいたいという気持ちもあるからです。
ところが、いざアイランドシティの釣り場に着いて仕掛け作りの講義を始めますと、さっそくルアーフィッシングをメインとして40年以上も釣りをしている弟のルアーマンにありがちな弱点がすぐに露呈しました。
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弟のルアーマンとしてありがちな弱点とは?
アイランドシティの釣り場に到着するやいなや、さっそく落とし込み釣り用の仕掛けを作り始めて、弟に昨日使ったメバルバリ9号とガン玉を差し出して、「ハリスは1ヒロぐらいの長さで1・5号のナイロンハリスでもフロロでもどちらでもいいよ~!」と云ったのですが、弟が一瞬フリーズしてしまいました。
「カン付きバリしか結べない!」というのです。
40年以上もルアー釣りを中心にしてきたから仕方ないのかもしれませんが、ブラックバス、ライギョ、ナマズ、シーバス、アオリイカ、キジハタを中心としたグルーパーゲームなどをしてきたアングラーが、メバルバリ9号と1・5号のハリスを結べないということが分かりました。^^;
釣具の量販店に行くと理解できるのですが、ルアーコーナーに置かれているハリ(フック)はカン付きバリがほとんどです。
だから、カン付きバリばかりを使い続けてきた弟が海釣りで通常よく使う丸セイゴ、伊勢尼、チヌバリ、袖型、渓流バリ…などを使いこなせずにいるのが一目瞭然。
今回は、弟の仕掛けは私が作ってあげたのですが、「ハリとハリスの結び方」はあらゆる釣りの基本中の基本なので是非ともマスターしてほしい旨を伝えました。
「ハリとハリスの結び方」に関しましては、私が作っているこちらのサイトにも、その重要性を書いて説明しています。
⇒博多湾~ここなら釣れる!!「初心者がマスターしないと釣りが上手くならないこととは?」
このサイトをご覧くださっている方も、「覚えるべき3つのこと」を確実に覚えれば、釣りが飛躍的に上手になると思いますので、マスターしてくだされば幸いです。
弟にも申しましたが、竿やリールなどは高級機はいつでも買い足せるけど、その前にやるべきことは「釣り人としてのスペック」を上げることだと思うのです。
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僅かしか残っていないアオムシでなんとか45センチのチヌが釣れました!
一昨日ポイント築港店で太めのアオムシを50グラム購入して、
一昨日長浜のポイントで釣ったのがこちらの45センチのチヌ1匹のみ。
残りのアオムシで、昨日は同じアイランドシティの釣り場でクロやメバルを釣りました。
なので、今日はアオムシが20gぐらいしか残ってないのですが、明日は降水確率が90%以上の雨マークですし、あえてエサを買い足さずに釣り場に行きました。
弟に落とし込み釣り用の竿をプレゼントして、仕掛け作りの基本と釣り方の基本を教えることが眼目だったからです。
ですが、釣り場で竿を出すと、やはりマジでメバルを狙うメバルハンターに変身してしまいます。^^;
エサが少ないというのに、クサフグやサバゴがエサを食ってきます。(涙)
だからと言って、釣れたクサフグやサバゴを釣り場に放置したりするようなことは致しません。
そんなことをみんながすると、釣り場で悪臭が漂い、釣り場も汚れて港湾作業をする方たちの迷惑にもなりますし、そんなことが続けば、早晩立ち入り禁止になることが目に見えているからです。
・ハリが付いたままの仕掛けを釣り場に捨てない
ということは、皆で守らないと本当に立ち入り禁止になります。
さて、昨日同様の18センチぐらいのメバルが釣れましたが、今日はリリースして、次のポイントに落とし込みますと、チヌでもない・クロでもないかなり強烈な引きをする魚が掛かりましたが、途中でバレてしまいました。(涙)
これまでの経験上30センチオーバーのタケノコメバルのような引き方でしたが、姿が見えなかった以上は何とも言えません。
相変わらず、クサフグやサバゴが邪魔する中、エサのアオムシも残り1匹となりまして、100メートル以上離れて釣っている弟と一緒に先端を目指しました。
先端から30メートルぐらい手前で1ヒロのタナでモゾモゾ…としたアタリがあり、竿先を送り込んでアワセを入れますと強烈な引きで、スプールを止めている親指を離してミチイトを出しました。
足元の下は潮が抜けるように空洞になっているようで、魚はそこへ逃げようとします。
空洞に逃げ込まれたら一巻の終わりですし、空洞のヘリでハリスが擦れたら飛ばされることを勘案して魚を沖に向かって走らせるように誘導するのですが、なかなか思い通りにはならずに、魚との我慢比べが続きました。
一度沖に走らせて、浮いてきたのを弟がタモで掬ってくれました。
私が右手の手のひらで計って45センチだと云うのに、
疑い深い弟がメジャーで計ると、やっぱり45センチ。(苦笑)
弟は「デカいねぇ~!!」と言いながら、しばらくチヌに見入っていましたが、フィッシュキャッチャーでチヌの口を挟んで、竿を入れる反対側の海の中にリリースしてくれました。
弟とタックルを交換して釣ったワケ!!
私がチヌを釣った後で、弟が使っているタックルと私が使っているタックルを交換して釣り始めました。
小型両軸リールを使う感覚を弟に知って欲しかったからです。
落とし込み釣りやヘチ釣りの本などでは、チヌ専用のリールを使うことばかりが書かれています。
チヌ専用リールを使うとガイドが下になり、両軸リールを使うとガイドが上になることに、弟は少し違和感と疑問を持っていたからなのです。(爆)
確かにほとんどの落とし込み釣りをする方は、木ゴマリールやチヌの落とし込み釣り専用のリールや鳴門リールなどを使って、ガイドが下向きになる様に使っています。
でも、私は小型両軸リールのほうが手に馴染みますし、使い慣れていることもあって、木ゴマリールやチヌの落とし込み釣り専用のリールはいくつか持っているものの、ほとんど使いません。
ですが、このタックルの組み合わせで、これまで5桁に迫る4桁のメイタ~チヌを釣り上げてきましたので、弟には自信をもって薦めることができるのです。
ただし、弟には一切両軸リールを薦めることはありませんでした。
釣りは最終的には好みが左右しますから、私が好きだからと言って無理強いするようなことはタブーだとも思うのです。
弟が私がこれまでいろいろな魚を釣ってきたタックルを使ってみて、どう思うかだけのお話なんです。
エサもほとんどなくなり、手のひらぐらいのクロを釣ったのを最後に納竿しました。
6月いっぱい博多区に部屋を借りている弟に、どれほどのことが教えられるかは分かりませんが、次回は30年以上も落とし込み釣りをやってきた私のマル秘テクニックを兄ではなく、釣りの先輩として教えることが出来ればいいなぁ~!!と思っています。
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