2000年までは、毎年10月10日が「体育の日」で祝日でした。
何でも1964年に東京オリンピックが開会されたのが10月10日だったとのことで、1966年から祝日となったそうなのです。
私は幼い頃から釣りをして、体育の日の10月10日ぐらいの時期は、夏と冬の魚が混じる「百花繚乱の釣り」ができる時期との認識を強く持っています。
それは何を隠そう今までの釣り歴から、10月10日ぐらいの時期は、ハズレがほとんどなかったからです。
というわけで、今日は5時に仕事を終え、そのまま近隣のキャスティングでエサのアオムシを購入して、東浜の砂山に向かいました。
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東浜の砂山ポイントは最悪の状況でしたバイ!
仕事が終わってからエサを買って向かった釣り場は、東浜の砂山ポイント。
大釣りはできないのですが、ボウズを食らうことがほとんどないという私にとっては、「相性の良い信頼できる釣り場」です。
今日は珍しく、左右の角地には船が全く停泊していません。
潮の色も、見た限り悪いとも思えません。
まだ明るいうちは、フグに齧られるのを覚悟でアオムシをハリに刺して、落とし込んで行きますと、案の定フグに齧られました。
しかし、右側角地付近が全くアタリがありません。
このポイントをもっぱら狙っている私にとっては、有り得ないことです。
・・・・・・・・・!!??
仕方ないので、右側の角地に向かいました。
右側の角地付近はいきなり水が流れ出る場所があり、長靴を履いておかないと、とんでもないこととなります。
しかし、長靴まで履いて探っても、アタリがありません。
御笠川沿いで、本日初めてのアタリ。
タナは海面から5メートルぐらいの深さです。
5メートルも深いところを探って、20センチのチーバスしかアタリがありません。
しかも、これまたごく稀にです。
しばらくアタリすらなく、再び深いタナで釣れたのがこちら。
先ほど釣れたのと変わらないサイズの、20センチぐらいのチーバス。
この場所を諦めて真ん中のサーチライトが照らす場所で竿を出しましたが、アタリの「ア」の字すらないので、納竿することとしました。
左右の角地を探って20センチのチーバスが2匹などと云う釣果は、これまで砂山ポイントで味わったことがないぐらいの酷さです。
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東浜の西側でタチウオ狙いの釣り人を眺めていた博多の釣りバカ
サッパリアタリすらないので納竿した私は、東浜の西側のサーチライトが照らすポイントに寄りました。
2人の釣り人がいて、一人はひたすらルアーを投げては巻いている釣り人。
もう一人は、竿を2本出して、活きたアジゴをエサにして泳がせ釣りをして、タチウオを狙っていました。
私はこの場所にあるボラードに腰かけて10分ぐらい眺めていました。
しかし、ウキが沈むこともなく、タチウオもシーバスもエサのアジゴは食いつかないみたいでした。
10月の第2週でこのように食いが悪いことなど考えにくいのですが、これも温暖化の異常気象のせいなのでしょうか?
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地球温暖化で確実に釣りの時期や釣れるものが変化しています!
日本人で、アメリカ在住の90歳になるプリストン大学の客員教授の真鍋氏が、ノーベル物理学賞を受けることとなりました。
何でも私が生まれた1958年に、東大の大学院を卒業されたという方です。
1958年と云えば昭和33年で、まさに映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代背景です。
真鍋氏は、好奇心から地球の気象を予測し、CO2による温暖化を早い時期からモデリングしていたのです。
それはともかく、海釣りをされている方は、海の状態が年を重ねるごとに、以前とは違うことに気付いている方も多いと思います。
魚種だけではなく、魚の個体数事態の変化もありますし、まさに激減した種類の魚もたくさんあります。
20年前の博多湾では、誰でも簡単に釣れていたカレイやアイナメは良い例です。
温暖化の影響で、本来いる魚介類が変わっています。
今年は、10月でも真夏日があるという異常な気候です。
私の経験則に基づく10月10日前後は、大漁の日が続くというのはもはや単なる「錯誤」でしかないような気がします。
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