6月から10月ぐらいまでは、黒鯛の落とし込み釣りのベストシーズンです。
地球温暖化で近年は12月に入ってからでも落とし込み釣りで黒鯛が釣れることも多々ありますが、大型が釣れるのは7月から8月にかけて、数が釣れるのは10月から11月というのが近年の傾向です。
落とし込み釣りで黒鯛を釣ってみたいけど、何となく難しそうだとか、黒鯛は貪欲&雑食で何でも食べるわりに警戒心が強くてなかなか釣るのが厄介とのイメージがある方も多いのではないでしょうか?
一度は黒鯛の落とし込み釣りをやってみたかったけど、専用のタックルも持ってないし、タックルを改めて買うのも何となく気が進まないしなぁ~という方も、おられるはずです。
実はルアーフィッシングをメインにしている釣りバカの弟が私のサイトの記事を読んで、LINEでいくつかの弟の疑問に答えてあげただけで、昨日メバリングロッドと落とし込み釣り用のリールのタックルで、40センチを超えるチヌを釣り上げたんです。
私が書いているサイト⇒博多湾の落とし込み釣り春夏秋冬
チヌが釣れたのは夜みたいですが、真昼間にもメイタやメバルを釣っているんです。^^;
それだけではなく、小メバルやアラカブを落とし込み釣りで釣った弟は、私のサイトを釣り仲間に紹介してくれて、仲間を釣りに誘ったら、釣り仲間もハリにワームを刺してセイゴやメバルやハゼを釣り上げたらしいのです。
弟が「安近短の落とし込み釣りに病みつきになりそう!」と言ってくれたことが何よりも嬉しい収穫でした。
ですが、私のサイトではいくつかの疑問が解決できなかったようで、弟がLINEで質問してきた内容を踏まえて、初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りのやり方を解説したいと思った次第です。
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初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りのやり方
チヌの専用ロッドを買ったわけでもなく、メバリングロッドにあまり高くない落とし込み釣りの専用リールを買い足しただけで、40センチオーバーのチヌと呼べる黒鯛を弟に釣らせたやり方を解説したいと思います。
初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りの仕掛け
私は落とし込み釣りの専用ロッドと小型の両軸リールの組み合わせが好きなので、竿がメバリングロッドだったり、リールが落とし込み釣り専用リールであったとしても、やるべきことは同じなのであまり気にしないでください。
いかなるタックルを使ってもリールに巻かれたミチイトをロッドのガイドに通すというのは不変の行為です。^^;
昼も夜も目印糸は使わずにケミホタルを目印にするのが私流の釣り方
私は目印糸は使いません!(きっぱり!)
落とし込み釣りを始めた30年ぐらい前は使っていましたし、自作の目印糸なども使っていました。
どうして使わなくなったかというと、理由は2つ。
2 夜釣りでは全く役に立たない
これらのことを勘案して、関東風に目印なしのイトフケを読む釣り方をしていましたが、腕が未熟なせいもあり、どうにもやりにくいと思い、昼間も使えて夜釣りにも使える目印をケミホタルにしたんです。
ケミホタルの道糸への付け方はこのようにします。
ケミホタルの袋の中の透明ビニールパイプをハサミで4つに切ります。
そこにケミホタルのミニを取り付けます。
ケミホタルを取り付ける位置は、基本的にはハリから2ヒロのところです。
だいたい足元から3メートルぐらい下にカラス貝の層があることが多いために、昼も夜もこのタナを基本に探ることが多いからです。
もちろん状況によっては、1ヒロにしたり、逆に3ピロにしたりもします。
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初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りで使う針
針は種類が多く、狙う魚や使うエサごとに変えるのが一般的なのですが、何が釣れるか分からないという時のパイロット的な汎用性が高い針と言えば、こちらのメバルバリ9号がおすすめです。
メバルバリ9号ですと、私の30年以上の経験から15センチ以上のメバルや40~50センチオーバーのシーバスや黒鯛も障害なく釣れます。
初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りで使うオモリ
落とし込み釣りで使うオモリはガン玉ですが、Bから6Bを状況によって使い分けるのですが、初めての方は2Bか3Bぐらいのガン玉をハリから2センチほど離れた位置に付ければ良いと思います。
初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りで使うハリス
基本的に落とし込み釣りでのハリスはフロロカーボンが良いとされていますし、私もフロロカーボンのハリスを使うことが多いです。
ですが、近年100円ショップのナイロンハリスを使う機会も多く、釣れ方はほとんど差がないと思います。
高価なハリスを使えば釣れるというわけではありません。
初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りで使うエサとエサのつけ方
黒鯛の落とし込み釣りで使うエサはいろいろとありますが、初めての方が使うエサは、どこの釣具屋さんに売られているアオムシ(青イソメ)が使いやすく、入手しやすいです。
アオムシは頭から1センチぐらいのところから針を通し、ハリが隠れるようにしながらハリ先が出るように刺します。
メバル狙いの時は細めのアオムシ、黒鯛やシーバス狙いの時は太めのアオムシをハリに刺しますが、どの場合でもたらしは最低5~6センチあったほうが魚へのアピール度が増します。
ケチって短めにすると、釣れる魚も釣れません。
初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りでの魚の狙い方
エサのアオムシ(青イソメ)が付いたハリを、防波堤や埠頭のヘチ(壁際)から10センチぐらい離れたところに落としながら水深を確かめます。
魚にヤル気があるときなどは、落としていく途中で竿先にアタリが出ます。
アタリがなくても、とりあえずは一度海底まで沈めて凡その水深を知ることが大切です。
日中は海底付近でアタリがあることが多く、夜になると水深が1~1・5メートルぐらいのところでもガンガン・・アタリがあることもあります。
エサにアオムシ(青イソメ)を使っている時のアワセ方が重要になります。
初心者でもすぐにチヌと呼べる黒鯛が釣れる落とし込み釣りでのアワセ方
落とし込み釣りにおいてはエサによってアワセ方が異なりますが、エサにアオムシ(青イソメ)を使っている時のアワセ方なんですが、かなり遅いアワセに徹してください。
竿先にアタリがあったら、「送り込み」といって、竿先を少し下げて魚がより餌を食べやすくするようにミチイトを緩める感じにすることがポイントです。
「送り込み」をしてなおかつ竿先が曲がり、グイグイと引っ張る感じがしたときに手首を跳ね上げてアワセを入れるのがコツです。
まとめ
上記に書いたことを忠実にやれば、相当な悪条件でもない限り、必ず何らかの魚が釣れます。
今回は、まだ夕マズメということもあってか、海底付近でアタリがあり、18センチぐらいのメバルが釣れました。
潮や時間帯によってはこれがチヌだったり、シーバスだったりするのです。
難しいと考えずに、シンプルな仕掛けとシンプルな狙い方をマスターすれば、私の弟のようにメバリングロッドでもすぐにチヌが釣れるようになるはずです。
落とし込み釣りにはこれからが良い季節ですので、是非ともマスターしてチヌと呼べる黒鯛を釣ってください。
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