夏休みも残すところあと僅かとなり、秋の気配を感じる昨今ですが、久しぶりにアイランドシティの波止に出向くことに致しました。
途中、箱崎埠頭のはやと丸岸壁では、天気が良いのも手伝ったてか、30~40メートル間隔ぐらいでファミリーフィッシングを楽しんでいる方々がおられました。
どんな魚をどのような仕掛けやエサで狙っているのかも見ないままに通り過ぎ、目的地のアイランドシティの波止に向かいました。
今日の潮回りは、小潮で満潮が凡そ15時、干潮がおよそ21時の下げ潮の時に釣り場にいる方たちは、少なくとも百戦錬磨の釣り人ではないと推定します。(笑)
そう言いつつも、こんな悪い潮回りに出かける私はやはり「釣りバカ」としか言いようがないのですが・・・!^^;
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土曜日の夕方の7時のアイランドシティの波止は貸し切り状態でした!
さすがに下げの6分ぐらいの時刻には、アイランドシティの波止には誰もいませんでした。
貸し切り状態で、やりたい放題なのですが、誰一人いないことに若干の不信感も抱きました。^^;
ガンガン…釣れる波止は、潮時など無関係に釣り人がたくさんいるのですが、釣り人が一人もいないということは、既に暗雲の兆しなのかも?とも思いました。
穏やかな夏の夕暮れ時に、釣り場に立っていること自体が幸せです。
いつも狙う波止の反対側には、2隻の作業船が停泊しており、1隻はエンジンをかけているので排ガスが周囲に漂っていました。
真ん中ぐらいのハシゴがある部分にバッカンなどを置いて、ハリにアオムシを付けて際を探ってみました。
6月下旬から7月の上旬はクサフグだらけでしたが、どうなんだろう?と思いつつもエサの付いたハリを際に落とし込んでみました。
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クサフグは激減し、クロのパラダイスと化したアイランドシティの波止
最初に釣れたのは、やはりこのクサフグでした。^^;
20センチはあろうかという大型のクサフグは、エサを咥えて沖に猛スピードで突っ走るのです。
型の良いアジゴかと思ったら、やっぱり残念なクサフグ!^^;
次に来たのは25センチオーバーのクロ!
せっかくバッカンと水汲みバケツを持って来たので、海水を汲んでバッカンの中に入れました。
クロはストレスを感じると、体色が急変します。
その後も立て続けに23センチぐらいののクロと25センチぐらいのクロが釣れましたが、ハリを飲み込んでおり、ハリを取り出してバッカンに入れると、海水が赤くなるほどのクロの血が出ましたので、すぐさまリリース。
クロを狙いに来たワケではないのですが、3回連続でクロが立て続けに釣れました。
クロに嫌気が差して、深いタナを探りますと、明らかに「チヌのアタリ」があり、曲がっていく竿先を見ながら竿先を送り込んだんですが、なぜかエサを離して不発に終わりました。^^;
あのタイミングでエサを離すとは!!
かって、経験したことがないバラシのタイミングに自分の腕の不味さをつくづく感じながらドンドンと釣り場を探りました。
ですが、やはり釣れるのはこの方々ばかりです。
博多湾の湾奥には必ずいるチーバス。
25センチオーバーのクロ。
更には、またしてもこのクロ。
そして次々に釣れるのもクロなんです。
釣っては、反対側の作業船が停泊しているほうの海にリリース。
そのうち、デジカメで写真を撮るのも億劫になるほど次々にクロばかりが釣れます。
大きくならなくても良いクサフグまでもが巨大化して20センチを超えています。
真剣にクロを狙ったらどれだけ釣れるのかには興味はありません!
アオムシや岩デコをエサにした落とし込み釣りでは、クロは案外よく釣れる魚のひとつですが、ここまで次々に釣れるのは、これからの箱崎の貯木場しか経験したことがないほどよく釣れます。
でも、クロにはウンザリですので、場所を移動しました。
サーチライトが照らすところではアタリすらなかった!
25センチぐらいのクロは釣りたい放題なんですが、夏メバルがいるかも?と、サーチライトが照らす釣り場に移動しました。
こちらはメバルやチヌが当たるポイントなんですが、今日はまるで反応なし!!
8月中旬のアイランドシティの波止は、25センチ前後のクロであればいくらでも釣れそうですが、それ以外の魚を狙うのは厳しい感じがしました。
途中でカラス貝をエサにした釣り人も来られたんですが、釣れずに「潮が良くない!」と言って帰りました。
チヌは夜討ち朝駆けで、相当数の釣り人がカラス貝や岩ガニで釣り散らかしている感じがしました。
25センチ前後のクロなら釣れますが、それ以外はイマイチの感じがした8月中旬のアイランドシティの波止でした。
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