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釣り人のスペックを確実に上げる釣り針とハリスの結び方

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私は釣りを教えて欲しいと言って下さった方には、必ず次の3つのことをマスターするように言って、ご本人の前で実際に釣具を使ってして見せることがあります。
 
それは、

1 釣り針とハリスが結べること
2 接続金具と釣り糸が結べること
3 釣り糸と釣り糸が結べること

 
たったのこれだけです!!
 
ですが、この3つはあらゆる釣りにおいて必要不可欠なことで、釣りのジャンルはいろいろあれど、必ず釣り人のスペックを上げることでもあるし、是非ともマスターしていただきたいこととして確信しているのです。
 
プロの漁師やフィールド・テスターの方で、上記の3つが出来ない方などいると思われますか?
 
掛け算・割り算や分数計算ができない数学者がいないように、上記の3つが出来ない釣り人はそもそもが不確定要素が多い自然相手の釣りに対処できないことはお分かりいただけるかと思いますし、プロともなればなおさらです。
 

釣り針のサイズや種類、あるいは釣り糸の太さや使う素材を変えるというのは、釣り歴が50年以上を超える私が言及すると、竿とリールの性能よりも数倍、いや数十倍大切なことだと思えるのです。
 
竿やリールはお値段がピンキリありますが、実は釣り場では釣具の優劣が釣果に左右するということは、それほど多いケースではないとも思えます。
(ビギナーがクロを釣るのに、息子さんが小学生の時に使っていたバスロッドを持ってきたなどと言う話は別としてです)^^;
 
確かに良く釣る腕利きの方は、高価な道具を使っていることが多いのですが、それはその魚と釣り方にハマっている証拠みたいなもので、その方が安い道具を使っても釣果はあまり変わらないと思います。
 
本質は他のところにあると思いませんか?
 
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釣りの格言から考える釣り針とハリスの結び方の重要性

 
私がなるほどと思う釣りの格言のひとつが「1場所、2エサ、3仕掛け」というものなんですが、3の仕掛けにつきましては、当然のことながら釣り針とハリスの結び方ぐらいは、出来て当たり前という意味合いもあると思うのです。
 

 
例えば、黒鯛を狙いに行ったが釣り場にはカワハギ狙いの方ばかりで、しかも良いサイズのカワハギが釣れている時にあなたは釣り糸が付いたチヌバリの3号しかもっていなかったとすると、いくら粘って釣ったところでスレ以外は100%の確率で指を咥えて見ているだけです。
 

 
サビキ釣りでアジゴを釣って、隣の方が親バリ孫バリ仕掛けでヒラメを次々に釣っている時も、事前にヒラメ仕掛けを用意していない限り、あなたがヒラメを釣ることは一切できません。
 
まだまだ他にもありますが、このような時に、釣り針と釣り糸が結べれば、ハリさえあればなんとか対処できるのです。
 
なので、仕掛けを作る上においてだけでなく、実際の釣り場で釣り針と釣り糸が結べないというのはかなり致命的なのです。
 
釣りの仕掛け作りの専門書みたいな本をジュンク堂で見たことがあり、私もテーブルに座っていろいろ見ましたが、そこには釣り針と釣り糸が結べることを前提にしている内容が100%でした。
 

 
私も釣りの仕掛け集を持っていますが、やはり釣り針とハリスが結べることが前提であることは言うまでもありません。
 

釣り針と釣り糸が結べなければ、釣れている釣り人のマネすらできない

 
釣り場に行きますと、誰もあまり釣れていない中、次々に魚を釣るような方も稀におられます。
 
このような時にたいていの釣り人はその方の仕掛けを見てマネをするのですが、釣り針と釣り糸が結べないようではマネすらできないのです。
 
真似るという語源は、「学ぶ」という言葉から来ていると言われていますが、釣れている方のマネすらできないのは残念でしかありません。
 
ここで、釣り場でよく釣れる人の仕掛けを盗み見るポイントをお教えしますね。
中にはご本人に直接伺うと、懇切丁寧に教えてくださる方もいますが、知らん顔する方もいます。^^;
それは、

・ハリスの凡その号数と長さ
・使っているハリの種類と号数
・ガン玉の大きさと打つ位置

の3つです。
 
この3つを魚を釣り上げて、釣り針を魚から外しいて、エサを付け替えている時に瞬時に把握するのですが、口で言うのは簡単ですが、相当なキャリアがないと、仕掛けを見てもなかなか分からないことが多いのです。
 
ビギナーは釣れた魚の種類や大きさばかりに目が行きがちですが、魚をいくら眺めても仕掛けは学べません。(笑)
 
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自動針結び機ってどうなの?

 
自分で釣り針とハリスを結べない人が良くやるパターンが自動針結び機を購入するというパターンです。
 

 
ルアーフィッシングを長年やってきた弟もカン付きバリしか結べずに、私が釣り針とハリスの結び方はマスターしたほうが良いよ~!と云うと、LINEでこのような画像を送ってきて、「これいいよ~!!」なんて言っているのです。
 
ハピソンの針結び機ですが、これとは違う機種を20年程前に購入して、私に「この機械の使い方を教えてください」と言ってきた女性のことを思い出しました。
 
実際に説明書を読んでその通りにしますと、釣り針とハリスは結べましたが、針結び機の使い方をマスターするほうが実際に釣り針とハリスを結ぶ方法より格段に難しく感じたのです。(笑)
 
しかも、お値段も安くてこれぐらいのお値段です。
Hapyson/ハピソン YH-720 乾電池式薄型針結び器 スリム2
 
針結び機の弱点は、
・電池が切れると役に立たない。
・夜釣りなどではとても使いづらい。
で結局、その時に女性に私の釣り針とハリスの結び方をほんの少し練習して覚えてもらったのです。
 
まとめ
 
私は長い間、自分自身が釣り針とハリスを結ぶ結び方の名前を知りませんでした。
いつ覚えたのかも記憶にありませんが、小学生のころからずっと同じ結び方を今までやってきています。
 
釣り針とハリスを結ぶ結び方にはいくつものやり方があり、代表的な結び方としては。

・本結び
・漁師結び
・内掛け結び
・外掛け結び

…などがあります。
 
YouTubeで「初心者にも簡単にできる釣り針とハリスの結び方」というフレコミの動画をいくつか拝見しましたが、
釣り歴が50年以上もある私が拝見しても、とてもこんなのマネできないぞ!!と思えるような結び方が多いのです。
 
私が小学生のころからずっとやっている釣り針とハリスの結び方が「外掛け結び」であることも、この動画を見て知ったんです。
 


 
この結び方を40年以上やっていて、他の結び方を一切知らなくても不自由したことはありません。
 
実際に、釣り場では大物が掛かりガン玉を打ったところからハリスが飛ばされたり、根掛かりでハリやガン玉を失うことは日常茶飯事なはずです。
 
夜釣りなどでも、魚がハリを喉の奥まで飲み込んで、ハリ外しを使って外そうとしても、ハリスが切れてしまうことなど多々あります。
 
そのような時に、即座に釣り針とハリスを結べないと、釣れる時合いをも逃してしまうことも多々経験してまいりました。
 
また大物がいそうなときは1・5号のハリスを3号に替え、使っていたハリを大きめのサイズに変更するなどの臨機応変さが必要にもなります。
 
たった一つの結び方で構いませんので、釣り針とハリスの結び方は是非ともマスターしましょう!
 
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