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社会問題

福岡の引っ越し難民事情~原因と対策

更新日:

メディアで話題になっている引っ越し難民という言葉。
 

 
 
引っ越ししたくても引っ越しできない方のことを言うのです。
 
 
特に懸念されるのが、福岡から今春大学進学を予定している受験生のお子さんを持つ家庭なんです。
 
 
私の友人も昨年地元の名門県立高校から東京の国立大学に合格した息子さんの引っ越しが大変だったと言ってました。
 
 
「なんやらかんやで、ほんと金がいくらあっても足りんバイ!!」とぼやいていました。
 
 
3月に合格発表があり、お子さんが関東や関西の第一志望の大学に合格し、いざ引っ越しとなっても、引っ越し業者の予約は既にいっぱいで空きがなく、入学式までに引っ越しできないというケースが予想されます。
 
 
運よく引っ越し業者を確保できても、引っ越し費用もピーク時の3月~4月は高騰することが予想されます。
 
 
足元を見て、通常月よりも異常に高い引っ越し費用を請求されるケースも多いと聞きます。
 
 
なぜこのようなことが巷で起こっているのかという原因及び対策方法をお知らせいたします。
 
 
 
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引っ越し難民が出る原因

 
引っ越し難民が出る原因はズバリ引っ越し業者のドライバー不足によるものです。
 

 
 
求人募集をしてもなかなか入社してこないことが多い運送業では、ドライバーの高齢化が進み若者が入社してこないという社会的背景も手伝って人手不足が深刻化しています。
 
 
ただでさえドライバーが不足している中、昨年230億もの未払い残業代を従業員に支払い労働条件の見直しを図ったヤマト運輸等々の宅配業者に転向するドライバーも多いという。
 
 
つまり引っ越し業から宅配業に転職するドライバーが増えているということ。
 
 
ただでさえ人手不足な中、引っ越し業者からドライバーが他企業へ流出していることが引っ越し難民を産み出す最大の理由と言えます。
 
 

大学合格者の引っ越しは一番後回し

 
引っ越し業者からすれば一定の取引がある法人顧客を優先するがために、個人の引っ越しはどうしても後回しになりがち。
 
 
法人の場合は3月~4月の人事異動の時期をずらすことはできますが、一番頭を抱えるのが大学受験生を持つ親御さんたちではないでしょうか。
 
 
合格発表があるまでは、なかなか引っ越し業者に引っ越しを依頼できない事情がありますよね。
 
 
なので、ほとんどの親御さんは大学の合格発表があってから引っ越し業者を探すのが普通のパターンですが、これが実にヤバいのです。
 
 
引っ越し業者に片っ端に電話をしても、予約でいっぱいで頭を抱え込むことになるんです。
 
 
よしんばあったとしても、そういう事情を知ってか、普段の数倍近い引っ越し代金を請求してくるぼったくり業者もいると聞いたことがあります。
 

 
ただでさえ、大学の入学金や年間授業料の支払いでお金に羽が付いて飛んでいく時期に、想定外の異常なまでの高額な引っ越し費用を支払わなければならないことでため息をつく親御さんも多いのです。
 
 

引っ越し難民にならない対策

 
関東や関西の大学を志望する受験生を持つ親御さんは、キャンセル料が発生したとしても数か月前から引っ越し業者に予約を入れておくという手もあります。
 
合格するかどうかも分からない時期に引っ越しの予約を入れることは、かなり博打的な要素もありますが、昨今の引っ越し状況下では先手必勝を考えたほうが良いですし、かなり事前の予約ですと料金は安くて済みますし、キャンセル料も安くて済みます。
 
 
また、大学生であれば引っ越しを考えずに、大学に通う住まいを確保してから家具や電化製品など生活必需品は現地で購入したほうが安くつくことが多いものです。
 
数十万もかけて引っ越しするぐらいだったら、そのお金で新しい生活用品を買ったほうが良いと思います。
 
 
住まいを確保するために不動産屋さんにも多額のお金がかかるし、お子さんを関東や関西の大学に進学させるときは、国公立・私立を問わず相当なお金がかかります。
 
 
入学金や年間授業料や不動産賃貸料等々は個人の努力ではどうにもならないことがほとんどですが、引っ越し代は安くあげる方法があります。
 
 
まとめ
 
ただでさえいろいろとお金がかかる時期ですから、引っ越し費用は最小限にしたいものです。
 
 
引っ越し難民にならないためには、

・マイカーを使って搬送する
・レンタカーを使って搬送する
・単身の場合の生活用品は現地調達する
・宅急便を上手く利用する
・引っ越しをする時期をずらす

・・・等々のことが考えられます。
 
また、民間の企業であれば、人事異動の時期を3月4月に行うことが適切なことなのかどうかを見直すことも必要だと思います。
 
 
卒業、入学、入退社などがただでさえ重なる時期ですから、事前に用意周到に引っ越しの計画を立てて引っ越し難民にならないことはもちろん、なるべく引っ越し費用を安くあげることが大切です。
 
 
 
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