お盆になりますと、関東や関西で就職した息子さんや、博多から遠く離れた地域に嫁いだ娘さんが帰省することも多いと思います。
帰省した息子さんや娘さん、お孫ちゃんたちに美味しい玄界灘で獲れた魚介類の刺身を食べさせてあげたい!というのが親心というものです。
スーパーに行けば、いろいろな魚の盛り合わせのパックは売られてはいますが、この時期玄界灘で鉄板に美味しいのは、ヤリイカと玄ちゃんアジの刺身です。
船釣りしか釣れないのが残念ですが、リレー船に乗って行けば、玄ちゃんアジもヤリイカも結構釣れます。
電動リールはマストアイテムです。
リレー船って何のこと?と、お思いの方は、記事を読み進めてくださいね~!
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リレー船とは、玄ちゃんアジもヤリイカも釣れる釣り船です!
玄界灘で言うリレー船とは、夕方から漁港を出港し、夕マズメぐらいまでサビキ釣りで玄ちゃんアジを釣らせて、暗くなってからヤリイカ釣りをさせてくれる1回の釣行で2度おいしい釣りをさせてくれる釣り船の指します。
夕マズメぐらいまでサビキ釣りに25~40センチの玄ちゃんアジが釣れますし、アジゴが釣れたのを知らん顔していると、ヒラメやタカバやアコウなどの嬉しい外道が釣れることもあるんです。^^;
薄暗くなってから、小呂島まで行く船もあれば、相島や地島の少し沖にパラシュートアンカーを入れて、ヤリイカを狙うんです。
おりしも2018年の今年はヤリイカの当たり年みたいなんです。
ビギナーの方でも30~40パイぐらいは当たり前で、慣れた方ですと3桁も珍しくないほどの豊漁のようです。
暑くて雨が少ないのがヤリイカが釣れる好条件のひとつでもあるからなんです。
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ヤリイカ釣りに行くときの絶対条件とは?
ヤリイカを船からたくさん釣りたいと思っているビギナーがもしもこの記事をご覧になっていたとしたら、次の2点に絶対注意してください。
・雨が降り続けたときはヤリイカ釣りに行かない!
どちらのケースもヤリイカが散って、思うように釣れません。
特に満月の時は、集魚灯の効果が落ちるために、良い釣果に恵まれないことが多いです。
せっかく安くもない釣り船代を払って船釣りに行くのでしたら、たくさん釣ったほうが良いに決まっています。
玄ちゃんアジを釣るコツ
玄ちゃんアジを釣るコツは、底カゴが海底に着いたら、あえて電動リールのミチイトを2メートルぐらい余分に出して、サビキ仕掛けが海底を這うように演出することで、かなりの大物がゲットできます。
私はこのやり方をある船長に教えていただき、人が釣れないときでもかなりの良型をゲットしてきました。
おかっぱりからのアジゴ釣りで練習してみてください。
ヤリイカをたくさん釣るコツ
ヤリイカは一番下から2つぐらいはエサ巻きのスッテを使用することをおすすめします。
そてより上は、ウキスッテで構いません。
ヤリイカをたくさん釣るコツは、エサ巻きスッテのエサをキビナゴではなくてカワハギの塩漬けを使うことで、手返しが圧倒的に早くなります。
刺身用のキビナゴをエサ巻きスッテに巻くと、1回ごとにエサを巻きなおさねばなりませんが、カワハギの塩漬けですと、3~4回は持ちます。
アタリがないときは、予備のエサ巻きスッテにカワハギの塩漬けを巻いて、予備をクーラーの中に入れておくことで、スッテの変更がスムーズにできます。
手返しの速さとエサ巻きスッテの交換の速さが、如実に釣果の差となります。
ヤリイカをよく釣る方は、用意周到な方が多いのです。
釣れたヤリイカの保存法
ヤリイカは直接氷の中に入れてはいけません。
氷を敷き詰めたクーラーの中に新聞紙を敷いて、置くようにしましょう。
更に、帰宅後はスーパーで雨の日に傘を入れるビニールがありますが、それにまるごと1匹ずつヤリイカを入れて冷凍するのがベストです。
内臓を取り除いたりしなくて、まるごと冷蔵することがポイントです。
そうして冷凍庫で保存すれば、解凍後にいつでも新鮮な刺身を堪能することができます。
皮を剥いたり、内臓を取ったりせずに、そのまんま1匹ずつビニールに入れて冷凍することを覚えておいてください。
最期にヤリイカ釣りの時は夜でも必ず帽子をかぶっておかないと、集魚灯で焼けます。
集魚灯を直接見ないことも必須条件です。
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