博多湾はもとより福岡市近郊で狙って釣れなくなった魚の代表格が冬場のカレイとアイナメです。
私が書いているブログやホームページをご覧くださり、チヌが釣れました!だとか、アコウが釣れました!などという嬉しい報告をしてくださる青年と釣り場でお会いしていろいろなお話をする過程で、「カレイを釣ったことがないんですよ~!」だとか、「アイナメは見たこともありません!」という言葉にかなりの衝撃を受けました。
その青年は、通称箱崎バナナではヒイカ釣りのエキスパートとして知られ、人知れず56センチのチヌを釣って釣りに来ている家族連れの方にプレゼントしたり、貯木場でアコウや尾長グロまで釣っている腕利き釣り師なんです。
近年の私は落とし込み釣り・脈釣りが主体の釣りをしますので、投げ釣りをやることが極端に少なくなりました。^^;
私がブログを書き始めたのが丁度50歳ぐらいからでしたので、それ以前のことは昔話とでしかお話ができないのが残念なんですが、少なくとも人工島の埋め立てが始まる前ぐらいまでは、博多湾全域あるいは福岡市近郊の防波堤の投げ釣りでカレイは当たり外れが少ない冬場の定番にして鉄板の釣魚だったんです。
特に博多湾の湾奥の箱崎埠頭、中央埠頭、須崎埠頭などでは、クルマ横付けの釣りで、ボウズなどありえないほど釣れていたんです。
しかも、ちょい投げあるいは埠頭の足元からの置き竿で!!
4メートル近いサーフロッドに遠投用のリールなんて全く不要で、極端に言えばリール付きの竿であればどんなボロ竿でもOK!という、お手軽にして確実な釣果が望める典型的な安近短の釣り方で大量捕獲できていたのです。
そんなカレイが今では「宝くじに当たるよりも釣れなくなった!」とだとか、「博多湾湾奥絶滅危惧種に指定されるのでは?」と揶揄されるほど激減しました。
このことは博多湾の湾奥だけではなく、鐘崎漁港や波津漁港やかってはカレイ釣りのメッカであった関門の太刀浦などでも同様にカレイが宝石並みに釣れなくなったんです。(涙)
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カレイは博多湾の湾奥ではほとんど釣れないのか?
実はカレイは確かに激減しましたがし、激減したために釣りに行っても釣れることがほとんどないために、カレイを狙う釣り人そのものもほとんどいないというのが現状なんです。
↓
カレイが釣れているのを見たことがないからやっぱり行かない
↓
釣り人が狙わないから釣具店での情報もほとんどない
…というような負のスパイラルに陥っているのもカレイ釣りなんです。
私は、脈釣りでも年に1~2枚のカレイと出会うことがあります。
だからと言って、投げ竿を出してその辺で投げ釣りをやろうとも思いません。(笑)
数は少ないのですが、思わぬところにいるのもカレイです。
闇雲に投げ竿を出しても釣れる魚ではありませんが、私が脈釣りをしながらカレイが釣れているところを目撃したり、釣り仲間など確かな情報筋から入手したカレイのマル秘ポイントについて書きますので、参考にしてください。
あまり知られたくない福岡市近郊マル秘カレイ釣りスポット
どちらも博多湾内なんですが、カレイが高確率で狙えるスポットが2か所あります。
湾奥では、こちらの博多埠頭の先端、つまり那珂川の河口区域に当たるポイントです。
大勢で竿を出せるポイントではありませんが、花見ガレイが良く釣れるポイントです。
なにせ、近くの駐車料金が驚くほどバカ高いので、地元の自転車かバイクで来る人しか竿を出さないことで場荒れが少ないようです。
もう一つはこちらの志賀島漁港東波止です。
クルマを止めてからテクテク歩かねばならないのですが、満ち込み狙いの遠投で良型のカレイが釣れるマル秘ポイントです。
カレイ釣りのタックルと仕掛けとエサと釣り方
タックルは25号負荷出4メートル前後のロッドに、ナイロンの3号ラインを巻いたスピニングリールが3セットは欲しいものです。
仕掛けは市販のカレイ釣りの2本バリセットがおすすめ。
エサは、太めのアオムシオンリーでOK!です。
できれば、違うポイントに投げ分けて、アタリがあったところに集中して投げ込むのがセオリーです。
尤も大切なのは夕マズメを集中して短時間で狙うことです。
ダラダラ…と真昼間の下げ潮に竿を出しても時間の無駄ですし、ボウズを食らいます。
まとめ
カレイは間違いなく激減していますが、絶滅したわけではありません。
カレイが釣れるポイントを知っている釣り人だけが、ひっそり&こっそり釣っているのです。
釣具屋さんに報告して情報を開示したり、自分のサイトで公表する方は、ごくごく限られています。
釣れると分かれば大勢の釣り人が来て、自分が釣る場所がなくなるからです。
腕利きの釣り人ほど、魚種別のマイポイントを持っていて、仲間内にすら教えない方もいるのです。
ひっそり&こっそりと自分一人で好釣果を楽しみたいというのは多くの釣り人に共通する願望ではないでしょうか?
もちろん仲間内だけでワイワイ釣るのも楽しいのですが、魚種にもよりますよね?
ともあれ、博多湾でカレイを釣りたい方は私が書いた2つのポイントでチャレンジしてみてください。
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