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海釣りで一番釣れる時間帯をバッチリ教えます!!

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釣り人にとっては、一番釣れる時間帯というのがすごく気になるのではないかと思います。
 
特に海釣りの場合は、潮の大小や潮の干満による水位も関係しますし、現実からの気温による海水温の変化や風向きや風の強さなども関係しますから、一概に何時から何時までというのを断言することはできません。
 
また季節によっても当然違います。
 

世間一般で言われている朝マズメ、夕マズメの時刻、つまり日の出・日の入りの時は魚の活性が上がり、釣れる時間であることは間違いありません。
 
しかし、5月ぐらいから9月ぐらいまでは日の出が早く、朝マズメを狙って釣りに行ってもあっという間に日が昇り、ちっとも釣れない経験をした釣り人も多いはずです。
 
この5月から9月にかけては、夕マズメ狙いのほうが圧倒的に釣れるはずです。
 
更には、この時期だけに限らず「夕マズメからの半夜釣り」が四季を通して一番釣果が安定して狙える時間帯であると思います。
 
特に初心者の方で、大きな魚を釣ってみたい!という方には「夕マズメからの半夜釣り」がおすすめです。
どうして「夕マズメからの半夜釣り」が良いのか?ということについて触れてみたいと思います。
 
 
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「夕マズメからの半夜釣り」が良く釣れるワケ

 
海の魚は4つに分けることができます。

・昼間にしか釣れない魚
・昼も夜も釣れるけど、どちらかというと昼間に良く釣れる魚
・夜にしか釣れない魚
・昼も夜も釣れるけど、どちらかというと夜に良く釣れる魚

 
一般的な海釣りの対象魚の場合は、4つの区分のうち「昼も夜も釣れるけど、どちらかというと夜に良く釣れる魚」という魚が圧倒的に多いのです。
 
完全な夜行性ではありませんが、夜になると俄然ヤル気が出てくる魚が多いのです。
 

クロダイ、シーバス、メバル、アラカブなどは典型的な「昼も夜も釣れるけど、どちらかというと夜に良く釣れる魚」の中に入ります。
 
だから、クロダイ、シーバス、メバル、アラカブなどを釣ろうと思えば、朝マズメから狙うよりも、「夕マズメからの半夜釣り」のほうがヤル気がある魚を相手にすることができるというわけです。
 

俗にいうエサ取りの魚たちがいなくなる

 
釣りをしていると、「エサ取り」と呼ばれる厄介な小魚たちがいます。
 

代表的な魚が、フグ類、ベラ類、小さなカワハギ類などなど。
 
ですが、ベラ類やカワハギ類は夜になると「お休みモード」となりますからエサを齧ったりは致しません。
 
またフグ類は「昼も夜も釣れるけど、どちらかというと昼間に良く釣れる魚」に入り、夜は活性が落ちます。
 
「エサ取り」の魚がいなくなれば、ハリに餌を付けても、エサ取りに先に齧られたり餌を取られたりすることが断然少なくなりますからエサの消費もそれほど気にせずに、狙うターゲットを絞ることができるのです。
 

釣り人にとっての「夕マズメからの半夜釣り」のメリット

 
釣りをする釣り人そのものにも「夕マズメからの半夜釣り」のほうが体にも良いことが多いのです。
 
まずは早起きしなくて済むために、「睡眠不足による集中力の欠如」というのが回避できます。
 
早起きして釣れないときは100%眠くなりますよね?
そんな時に仕掛けを替えたり、いろいろと工夫したアイデアは閃かないものです。
このような状態では、ただでさえ釣るのが難しい日中の釣りですから釣果など推して知るべしです。
 
季節によっては「熱中症対策の釣り方」と言えるのが「夕マズメからの半夜釣り」です。
 

5月から9月ぐらいの天気の良い日の日中に釣りをするのは、かなり過酷です。
 
日焼けはするし、熱中症になる可能性が高まるのは当然です。
 

港湾部や埠頭などでは夜にしか釣りが出来ないところが多い

 

そもそも港湾部や埠頭では、船舶による積み荷の積み込みや荷出しなどが頻繁に行われており、日中は立ち入り禁止になるケースも多いはずです。
 
クレーンでワイヤーで結んだ荷を上げ下げしていたり、フォークリフトが何台もウロチョロしている近くでゆっくりと釣りなどできるはずもありません。
 
作業の邪魔になるだけですし、迷惑です。
 
万が一釣り人に怪我でも負わせたら責任問題にもなりますから、作業中は立ち入り禁止になって当然なのです。
 
ところが、このような所でも夜になると作業が終わっていますから、ゆっくりと竿を出すことができるんです。
 
まとめ
 
「夕マズメからの半夜釣り」がいろいろと有利でメリットがあることがお分かりいただけましたか?
 
狙う魚たちも活性が高まりヤル気が出てきますし、釣り人も短時間勝負で釣りに集中して糸を垂らすことができます。
 
しかも、マキエもほとんど使うことはありませんし、エサも「エサ取り」に齧られたりすることがないために、財布にも優しい釣りなのです。
 
お金をかけて真昼間に船からの釣りをしたり、磯からの釣りをする手もありますが、睡眠不足や熱中症の恐れがあります。
 
「夕マズメからの半夜釣り」は私の50年以上の釣り歴からも一番安価で効率が良い釣り方であると断言できます。
コスパを追求するのであれば、「夕マズメからの半夜釣り」が一番よく釣れるパターンだということです。
 
 
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